2017年3月15日 (仮訳)Filipendula ulmariaに生じたMaireina属新種 Læssøe, T., Davey, ML. & Petersen, JH. 2016. A new species of Maireina on Filipendula ulmaria. Karstenia. Available at: https://www.researchgate.net/publication/313422971_A_new_species_of_Maireina_on_Filipendula_ulmaria [Accessed March 15, 2017]. 【R3-03840】2017/03/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スウェーデンおよびデンマークにおいてFilipendula ulmariaの基部に生じたフウリンタケ型菌類を検討し、Maireina filipendulaとして新種記載した。 本種は子実体が小型で淡黄褐色、担子胞子が無色類紡錘形であることなどで特徴づけられた。 分子系統解析で、本種はニア科クレードに含まれ、Cyphellopsis/Merismodes属と姉妹群を形成した。 Sweden, Medelpad, Tolvösand-Myckeläng (新種) Maireina filipendula Læssøe 語源…シモツケソウ属の 【よく似た種との区別】 Maireina maxima 本種と異なり草本の茎ではなく材に発生する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が類紡錘形ではなく遠位がより丸まる Maireina monacha 草本の茎に発生する 本種より担子胞子のサイズがずっと大きい Cyphellopsis anomala ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で近縁 ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される